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zoom RSS ミルク自閉症が存在するという理論を展開する空想科学について

<<   作成日時 : 2013/02/28 07:41   >>

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世の中にはインチキな拝金主義者はいっぱいいます。人の弱みや困っていることにつけ込んで騙す詐欺師がその典型ですが、子どもをダシにして荒稼ぎをする連中もたくさんいます。

時々、小児科医の間でも話題になるのが自閉症のスペシャリストを自称するインチキなカウンセラーやセラピストなどを名乗る怪しげな人々がネットなどで流している「ミルク自閉症」や「グルテン自閉症」という実在しない病気を実在すると主張する空想科学です。つまり、ミルクをはじめとする乳製品に含まれるカゼインや小麦に含まれるグルテンが自閉症の原因になるという嘘を垂れ流しているクズどもがいます。多動症を伴った学習障害(ADHD)の原因もミルクのカゼインと小麦のグルテンだという嘘つきもいます。

「代替療法を含む自閉症の研究と治療に関する情報を提供する」と称して子どもの問題で悩んでる人々からお金を巻き上げようと体裁を整えている人々は世界中に多々いるわけです。こういうインチキな話は1990年代後半からネット上にもしばしば登場しています。

もちろん、一見科学的にみえる彼らの話を事実だと誤認して広めてしまう知的レベルの高くない人々や思い込みが激しい人など、各種の情報弱者が話を拡散させていることもありますし、それを利用して一儲けしてやろうとういう人々もいると、日本だけではなく、いろんな国の子どもにかかわる医師たちによって非難はされていますが、それでも信じてしまった人は騙され続けている状況が続いていると嘆く医師も少なくはありません。

もともと、こういう発想は、我が子の自閉症に悩む高学歴で知的レベルが高いものの、物事を考える視野がせまい偏った性格傾向のある両親が、偶然に起きた我が子の症状の改善とその時の食べ物の関係を、実証されていない机上の空論に過ぎないものを真実だと誤認して出版などの方法で世の中に広めてしまったものを営利目的で広めているまやかしに過ぎません。

自閉症ではなく、単なる感覚の未熟性に伴った誤認識による一過性の学習障害を自閉症と誤診して”グルテンおよびカゼインを避ける食事療法で自閉症が完治した”と思い込んでいる両親が書いたと理解できる本も海外にはあります。

しかし、精神的に不安がある人は、オオム真理教がそうであったように、高学歴で知的レベルが高い人でも騙され洗脳されていますわけで、ネットのブログなどの嘘に嵌ってしまった人は、そこから抜け出せないことがしばしばあると専門家たちも指摘しています。

グルテンおよびカゼインを避ける食事療法には科学的な根拠はまったくありません。しかし、科学的根拠がなくて当然です。

カゼインを自閉症の原因だとする空想科学につては、カゼインから誘導されるカゾモルフィンを悪者扱いしているのですが、βカゾモルフィンは鎮静作用で精神を安定させる作用やインスリンを増加させることによる血糖値の上昇を防ぐ作用、さらに食物が小腸内にとどまる時間を長くする事による栄養分の消化吸収率を上げる作用や免疫作用などが確認されています。

つまり、βカゾモルフィンは人体にはとても良い影響を持っている物質であり、βカゾモルフィンを多く含む食品、特に牛乳から摂取されるカゼインにより体内で効率的に合成されます。そのため、”できるだけ牛乳を毎日摂取するようにしましょう”という医師も日本にだっています。

ちなみに、もともとβカゾモルフィンは母乳中から発見された物質です。牛乳や粉ミルクの含まれるカゼインを除去すべきだと主張する人々がいるわけですが、人の母乳にもカゼインは含まれているわけで、母乳が良くてて牛乳やそれから作る粉ミルクはダメだというのは変ですね。”ミルクで自閉症になるなら、母乳でも自閉症になる”という主張をしないのは矛盾した話です。

「母乳を推進する人々が”母乳でも自閉症になる”という説を聞けば怒り出すに決まっていますから、敢えて敵を作らないために母乳は大丈夫で牛乳や粉ミルクがダメだと言っているんだろう」と冷やかす医師も当然ながらいるわけです。

ミルクを大量に飲んで乳糖を過剰摂取した状態で小麦や大麦などの麦類に含まれるグルテンを大量に摂取すると消化不良を起こすことがあるのは当たり前の話であり、胃腸の粘膜が十分に修復されないうちに次々とそれらを摂取すれば消化不良が慢性的に続くのは何の不思議もない現象であり、摂取を中止すれば下痢が止まるのは当たり前であり、消化不良の症状である下痢や腹痛による不快感や苦痛から子どもが解放されるのは当然のことであり、それと自閉症とは特別な関係にはありません。

”自閉症を免疫障害の一種だ、アレルギーが関与している病気で、その原因物質がカゼインだ”とする空想科学者もいます。ミルクアレルギーはカゼインよりもアルファおよびベータラクトアルブミンにアレルギーを示す子どもも多く、この二つに対する抗体を持っていてもカゼインに対する抗体は持っていない子どももたくさんいます。しかも、カゼインは母乳にも含まれていますが、抗原性の違いを語ることもなく母乳を原因にしないのも論理が通りません。

有名化学メーカーの研究所に勤務するようなエリート科学者ですら、我が子の自閉症のことになると盲目になり、科学的真理と言葉のレトリックに過ぎない錯覚を混同して空想科学に陥ることはあり得りえますし、そういう人が声高く自身の思い込みを事実であると宣伝すれば、それを真に受ける人々もたくさん出てくることがあるわけで、それを商売のネタにするために助長する人々も出てくるのが現実です。

また、中には「自閉症児の中には大豆にもアレルギーを起こす子どもたちもかなりいます」などと自閉症児は特別に大豆アレルギーの子どもが多いのかと思い込ませるような記述をネット上で展開するする人もいますが、それは正しくはありません。単なる偶然であり、大豆アレルギーと自閉症は何の関係もありません。

日本では子どもの五大食事性アレルゲン(アレルギーを起こす主要な食べ物)は、ミルク(牛乳)、卵、大豆、小麦、米またはソバだと言われており、大豆アレルギーが自閉症の子どもにもそうでない子どもにも同じように認められるのは当たり前の話です。日本の子どもは卵、牛乳、大豆が特に多く、三大アレルゲンと呼ばれているほどです。

ちなみに、中国の小児薬物治療学の教科書には「中国における子どもの食べ物アレルギーとして重要なものは、パイナップル、キューイフルーツ、マンゴー、大豆、落花生である」と書かれています。これは、日本人と中国人の子ども時代、特に乳幼児期の食生活の文化的な違いによるものだと考えられます。

いずれにしても、自閉症を食べ物アレルギーと結びつけるのは科学的根拠に乏しく、単なる思い込みや風評に過ぎないと考えるのが妥当です。

以前から言われていることですが、日本の社会環境は昔とは随分と違っています。その変化に伴って、都会での孤独を味わって不安に陥る人、子育てに悩んでも相談する相手が見当たらず一人で苦しんでいる人が増えていると言われるようになって30年以上が過ぎています。しかし、社会全体を見渡すと、そういう状況は改善するどころか、ますます悪化しているように見えます。

そのため、この世の中には「ミルク自閉症は有名なので本当に違いない」と単純に思い込むほど、子育てに悩む人が少なからずいます。いえ、むしろ、以前よりもかなり増えていると言われているのが現実です。

大切なのは、そういう人々の悩みを解決する方法を社会全体で考え、悩まなくてもよい環境を整備した社会を構築していくことです。

親の精神的な不安や性格傾向が子どもに好ましくない影響を与える、というのはある程度は本当です。「好ましくない影響を与えることがあり得る」という表現なら、まさしくその通りです。

ですから、子育て中の親の精神的な不安を取り除き、社会が暖かく見守れるような環境作りが必要であることは、世界の多くの国や地域で科学的に認められている事実です。

”生後3ヶ月で視線を合わさない、笑わない”などの理由で自閉症ではないかと心配するお母さんもいますが、その月例で目を合わさない、笑わない赤ちゃんはいくらでもいます。つまり、特別な現象ではありません。

この時期から明らかな発達の問題があるのであれば、自閉症よりもむしろ脳性麻痺を疑うべきでしょう。ベテランの専門医でも10ケ月健診で自閉症の赤ちゃんを見つけ出すことは不可能だというのが世界の小児科医の共通認識だと言っていいぐらいです。

自閉症児のお母さんの中には、”子供が5,6歳になってから、赤ちゃんだった頃を思い返すと、1歳までに症状が出ていたかも知れない”と言う例もありますが、よくよくその話を聞くと非特異的症状であって、その時点で自閉症を疑うことは出来なかっただろうと考えられる例ばかりであり、それは多くの小児科医たちも経験していることです。

1歳半健診なら重度の自閉症なら、多くの小児科医が診断できます。いったん言葉を言えるようになって、その後に言葉を発しなくなた子は典型的な自閉症の可能性はありますから、小児科医は要注意を払います。

軽症の自閉症は、高度精神機能が明らかに発達を始めていると考えられる3歳過ぎか、3歳半過ぎてからでないとわからないと考えられます。5歳に達した後なら、アスペルガー症候群のような高機能自閉症(高度精神機能が比較的あるいはかなり保たれている自閉症)もほとんど疑いを持たれるか、それと診断されます。

3ヶ月で自閉を疑ってるお母さんは、育児ノイローゼに陥っている可能性を考えるべきであり、赤ちゃんよりもお母さん自身のカウンセリングを小児科や産婦人科あるいは心療内科、もしくは地域の健康管理センターの母子保健担当者に相談した方がいいと思います。

不安感を拭い去ろうと必死でネット検索をして情報を集め、その結果として営利目的で嘘を誠しやかに並べ立てている自閉症サイトに引っかかってしまうお母さんは少なくありません。

ネットはありとあらゆる情報が手に入りますが、”不安感の強い人ほどややこしい情報に引っかかりやすい”というのは、多くの医師や専門家に共通した見解であり、そういう不安につけ込んだ詐欺師は日本だけではなく、世界中にいます。

ちなみに、”ミルク自閉症が存在するという理論を展開する空想科学”を唱える人々とそれを誠しやかに紹介する詐欺師は、日本だけではなく、世界中にいます。

困った問題ですね。

自閉症を早期診断しようという小児科医や小児精神科医の潮流もありますが、まずは、育児不安に悩むお母さんたちがいない社会環境の整備を唱える政治家や行政への訴えや要望提出を重視する小児科医や精神科医がたくさん出てきても良いのではないでしょうか?
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内 容 ニックネーム/日時
高機能自閉症であろうと、どんな自閉症であろうと、その治療にグルテンもカゼインもまったく関係はありません。

それでも、騙されている人々が後を絶たないのは残念です。人の不幸に乗じてお金儲けを体裁よくするために嘘情報を流す人々が居なくなることはないようですね。

科学的思考能力がなくて騙されるほうにも、いくらかは問題があるかも知れませんが…。
矢吹 徹
2013/03/08 18:53
「フルーツアレルギー 自閉症」などという無関係なものを結び付けたがる検索をしてきた人もいます。まったく、インチキな話ですが、自閉症とアレルギーはまったく無関係です。

自閉症の子どもを持つ悩み多き父母を相手に詐欺的なビジネスをやっている自称”専門家”がたくさんいます。

困った世の中です。
矢吹 徹
2013/05/21 08:20
自閉症と牛乳はなんの関係もありませんし、自閉症と抗生剤もなんの関係もありません。

にもかかわらず関係があると思って検索してくる人がいます。気の毒な情報弱者ですね。騙されやすい人なのでしょう。
矢吹 徹
2013/10/20 10:11
「母乳だけは自閉症になる」という検索をしてきた狂人もいました。

馬鹿もいい加減にしないさい、って感じです。
矢吹 徹
2013/10/21 08:11
アスペルガー症候群とグルテンの関係を検索してここにアクセスしてきた人もいますが、はっきり言って何の関係もありませんし、アレルギーとは無関係です。

愚かな情報弱者がより弱い立場の人々を怖がらせたり、心配させたりする馬鹿情報を垂れ流している現状に警戒すべきですね。
矢吹 徹
2013/10/23 07:52
今でもしばしば「食物アレルギー 自閉症になる」などというあり得ない馬鹿まる出しの嘘を信じて検索してくる人々が絶えません。

困った詐欺師がたくさんいますからねぇ…。
矢吹 徹
2013/11/25 13:24
「カゼイングルテン除去薬」という検索をしてアクセスしてきた、”騙されすぎ”な人もいました。詐欺師の嘘に翻弄されている哀れな人々がたくさんいるんですね。いやな世の中です。
矢吹 徹
2013/12/23 08:20
「胎児自閉症原因アレルギー」という空想科学に過ぎないことを検索してきた人もいました。

日本をはじめとして、世界には情報弱者をターゲットにうそを教えてお金を稼ごうとするインチキな詐欺師がいっぱいいるんですね。

こういう馬鹿な検索をしてくる人もそういう連中の犠牲者でしょう。かわいそうですね。
矢吹 徹
2014/01/01 08:49
「乳製品 多動症」という検索をしてきた愚かな人もいました。騙されないで欲しいものです。
矢吹 徹
2014/01/19 15:23
最近、このページに「馬鹿は 死ね」とだけ書き込んできた低能な馬鹿がいました。他に書ける論理的な文章は思い浮かばなかったのでしょうね。

ニックネームに「馬鹿は」と書き、本文に「死ね」と書き込んでいたのには笑いました。

かなり知的レベルが低いんでしょうね。

よく生きていますね。
矢吹 徹
2015/03/03 08:50
”免疫ミルク 自閉症”という検索をしてアクセスしてきた人もいますが、この二つの言葉にはなんの関連性もありません。また、ネットでもリアルでも免疫ミルクに関する嘘、大げさはかなり多いので騙されないように注意すべきです。
矢吹 徹
2015/04/25 10:36
「母乳 自閉症」という検索をしてアクセスしてくる情報弱者もいます。きちんと医学や心理学の文献を調べてメタアナライズすると、この二つの言葉の間に何の関連性も求めることはできないことは明らかです。
矢吹 徹
2015/05/06 18:00
”自閉麦飯”などという馬鹿な検索者までいますよ。科学的になん根拠もない話ですけどね。
矢吹 徹
2015/05/08 08:41
未だに自閉症がアレルギーだという嘘を真に受けて検索してくる愚かな人々がいます。普段、私は自閉症スペクトラムの子どもたちも診ているので、なおさらがっかりします。

10年ほど前にLANCETという権威ある雑誌に掲載された論文を根拠に予防接種のワクチンに含まれる水銀成分とかメチル水銀が自閉症の原因だと言われたことがありましたが、根拠とされた論文が捏造だったことでLANCETが掲載を取り消したことでメチル水銀説は否定されました。

日本では、水俣病ですら水銀による脳組織病変、胎児性水俣病の脳病変のデータや水銀との関係を示すデータがないと必死で予防接種と自閉症の関係を否定する自閉症の専門家がたくさんいました。(続く)
矢吹 徹
2015/07/16 23:20
でも、欧米ではワクチンから日本の医師が知らないうちに有機水銀を含むチロメサールが使われなくなり、接種すべき予防接種が増えたという大義名分を掲げて日本でも急に使わていない製品が増えました。

メチル水銀が水俣病や胎児性水俣病患者の脳にどの様なメカニズムで機能障害を引き起こすのかを病理組織学的に解明し、その所見に対応するPETーCTやFunctinalMRIの所見が符号することを突き止めた熊本大学の研究者がいます。その患者さんらの精神症状は、メディアの取材に応じる日本政府や製薬会社にとって都合のいい患者とは違って、自閉症そのものなんだそうです。

しかし、様々な圧力によって、それらのデータは発表されていません。そこで、研究者たちは2〜3年後を目標に論文を出版する計画を進めています。(続く)
矢吹 徹
2015/07/16 23:37
私は25年以上、小児科医として自閉症の患者を診てきましたが、その研究者たちが示してくれたデータには高い信憑性があると思っています。

全ての自閉症患者や発達障害者のコミュニケーション障害の原因がメチル水銀などの有機水銀だけだとは限りませんが、胎児性水俣病患者は全国でひっそりと暮らしており、その臨床的、脳科学的な分析結果をヒントに私は研究者と協力して治療法として新しいリハビリに取り組みたいと考えています。

有機水銀はキレート剤を投与しても人体から水銀を除去することは出来ません。どんな薬物でも治療は出来ないとことは病理組織学的に解っているんです。

そこで、今までにはない考え方で既存のリハビリを効果的に組み合わせたり、新たな工夫を加えてみたいと考えています。

下手をするとマスコミがいろんな組織の手先になって偏向報道による攻撃を仕掛けてくるかも知れませんけどね。
矢吹 徹
2015/07/16 23:55
「カゼイン除去乳糖もダメ」という馬鹿検索をして来た人もいました。ADSの子どもの親もADS傾向やいろんな神経発達上の問題を持っているのに自覚できない人が多いので、そういう人がネットやメディアの嘘やインチキ療法家に騙されるんですよね。
矢吹 徹
2015/07/20 08:27
酪農関係者とか乳製品に変な噂が出ると困る人は多勢いますからなぁ〜。
通りすがり
2015/08/02 18:21
酪農関係者が困る、困らないには関係なく、ミルクアレルギーと自閉症は無関係です。

「酪農関係者が困るから、関係がないと言うんだろう」などという低レベルな知性の低い情報弱者や穿った
見方しか出来ない馬鹿が少なくない日本は、呆れるほど立派な国ですね〜
矢吹 徹
2015/08/02 23:18
未だに「アスペルガー 牛乳除去」などという馬鹿検索をしてアクセスしてくる情報弱者がいます。気の毒としか言いようがありません。

国際競争力がない無能な酪農家が破産しても私には関係ありませんが、馬鹿なデマを流す異常者の存在は迷惑で、きもいですね〜
矢吹 徹
2015/08/07 13:01
今でも「発達障害 グルテンカゼイン」などと検索してくる騙されている哀れな情報弱者がアクセスしてくることがしばしばあります。

日本ってすごく変な国ですね。
矢吹 徹
2015/09/16 14:51
今でもASDやADHDなどの神経発達障害にグルテンやミルクアレルギーが関連していると言う嘘を検索してくる情報弱者がいます。

簡単に騙される人って、かなりいるようで、ネットにも信じ込んでいる人がいるようですね。

詐欺師の診療は受けずに、まもとな専門家の診療を親子でちゃんと治療を受けて欲しいものです。

一応、私も専門外来を担当していますが…
矢吹 徹
2015/11/19 15:46
アスペルガーと牛乳で検索してきた人もいました。嘘を熱心に調べても無意味です。親子で発達障害がある場合にも騙されて思い込みをするなんて可能性は否定出来ないのかも知れません。日本の出版社も利益追求に為に牛乳が健康によくない、コーヒー浣腸が健康に良いなどと言う非科学的で嘘を並べ立てた本を売って利益を得ている例があるそうですね。騙せる馬鹿な情報弱者がいると獲物にするなんて、極悪人が日本人にたくさんいるんですね。日本人って立派ですね。日本は素晴らしい国です。
矢吹 徹
2016/01/02 23:46
自閉症は食事療法で治る、という話は嘘です。ただし、自閉症の症状であるこだわり、拒否傾向、自閉傾向、感覚障害などによって、過食や拒食あるいは極端に偏った食事をすることで、自閉症の合併症として肥満や痩せ、成長障害あるいは糖や脂質の代謝異常を生じることがあり、それらの合併症を予防することや治療するために栄養管理は必要です。

また、自閉症(自閉症スペクトラム障害)は治す病気ではなく、その子どもの特性を家族や周囲の人々が理解し、社会生活に適応出来る方法を本人にじっくりと習得させる援助を行うことが最重要事項です。
矢吹 徹
2016/07/11 11:32
「自閉症は完治する」ものではなく、「自閉症があるということを個々の患者について理解し、どのようにして社会生活に適応できるように支援するかを考えるべき疾患」です。また、一口に自閉症と言っても、一人一人が違う病気であり、様々な異なる特徴や問題を持っていることから、症候群と考えるべきであり、正確な病名は「自閉症スペクトラム障害」と言います。
矢吹 徹
2016/07/26 15:50
今でもアレルギーと自閉症あるいは自閉症スペクトラム障害が関係があるという嘘を信じている人もいるようです。しかし、世界中の神経病理学者や免疫学者、心理学者や脳科学者たちの研究により、アレルギーは自閉症スペクトラム障害とは関連性がないことが科学的に証明されているので、ここ数年に発売された専門書や専門医学雑誌や心理学雑誌にはアレルギーに関する説は掲載されていません。「自閉症は治る病気ではない」という認識が脳科学先進国における共通の認識となっており、それを否定出来る科学的根拠がない、というのが現実です。また、functional MRIやPET、脳電磁図などを用いた研究により、自閉症スペクトラム障害などの発達障害のある人の脳機能は脳の器質的異常による障害があることが実証されており、それに基づいてDMSー5というアメリカで策定された精神疾患の分類と診断基準でも、発達障害は神経発達障害と呼ばれるようになっています。

「自閉症が治ったという例があるとすれば、軽度の発達の遅れや一過性のストレス障害や気分障害などが誤診された結果ではないか?」などと疑われることはあっても、本物の専門家が治ったという話を鵜呑みにすることはないし、アレルギー説を信じることもありません。
矢吹 徹
2016/09/15 22:20
小麦がたっぷり入っている甘麦大棗湯という漢方薬がよく効く発達障害児もたくさんいます。パニックになりやすい子に効く例が多いんですが、未だに食物アレルギーで発達障害になるという嘘つきがいますね。発達障害は、脳の構造的・機能的異常がいろいろな形で混在していることが解明されていて、アレルギーとは無関係だと証明されています。騙されやすい人の心理につけ込んだ詐欺に過ぎない人々がいることは事実の様です。
矢吹 徹
2017/02/19 14:49
はじめまして。
なぜそうなるかと言うと、日本では自閉症や発達障害に対して欧米に比べて遅れてるところ、大事にされないところ、受け入れられないところがあり、差別や人権の問題にさえなっているわけです。
だからよくしようと思ってあらゆる情報に飛びついてしまうのです。
たかみん
2017/06/07 15:17
違うんです。この非科学的な話は、もともとアメリカで出た話です。それが今ではオーストラリアや欧州でも広がり、日本でこの嘘を広めている人々が出典として紹介しているのも欧米の空想科学図書です。しかも、噂を増幅している人々の中心となっているのは心理療法家を名乗って発達障害の治療をすると称している業者さんたちです。

自閉スペクトラム症は代表的な発達障害の一つであり、日本では10年以上前に発達障害児者支援法が施行され厚生労働省や文部科学省が先頭に立って支援を進めており、小児科医も取り組む医師がより以前から増えています。

積極的に医療機関やお役所の福祉部門の門をくぐるべきなのに、それを妨げる利益優先主義的インチキ療法家が嘘を垂れ流し、情報弱者を食い物にしている現実がもっとも大きな要因になっています。
矢吹 徹
2017/06/07 20:36
ありがとうございます。
でもやはり日本ではどうしても未だに社会の中で発達障害は差別や偏見の対象とされ一般の世界から排除されたり、就学や就職などで受け入れられないめんは多々あります。それ故に受け入れられない親も多いと思いますし、飛びついてしまうおやが少なくないのは否めません。それ故に非科学的なことが広がってしまうのではないかと思います。もっとも、医者やお役所や製薬会社の輩どもが利益主義に走ってるのではないかと言う話も聞かれます。
私は何よりも自閉症や発達障害のある人たちが差別や排除のない世の中にしていくことだと思います。

たかみん
2017/06/08 01:08
医者が利益主義に走っているのではないか、という話は素人さんの偏見です。神経発達障害は治癒する病気ではなく、生活障害の軽減を目指す支援を行うべき疾患です。そのためとても多くのエネルギーを医師も他の医療スタッフも福祉部門の行政関係も使います。利益優先主義では出来ない仕事です。でも、素人さんは病気だから治すものだと決めつける傾向があり、これも偏見です。利益主義で治さない、という決めつけをする素人さんをたくさん知っています。製薬会社は新しい副作用のない新しい薬も開発していますが、儲けるのは企業としては世界中何処でも同じです。日本の製薬会社だけ特別な訳ではありません。日本では差別が根強いというのも偏見です。欧米の方が偏見は酷いのが現実です。だからこそ欧米の方が人権尊重というの言葉が日本よりも頻用され人権尊重擁護の為の法律で人々を強制的に差別させないよう縛り付けているのが現実です。日本では外国人に対するヘイトスピーチが問題になっていますが、欧米では法律で禁止しているから表立ったヘイトスピーチが少なく報道されないだけで、実際は差別だらけであり、障害者に対しても本音は同じです。フランスでは今でも日本人などの有色人種に対する差別は根強く、歌手のガクトですら差別された経験があるというぐらい、フランス人は日本人などのアジア系の人々や黒人を差別します。障害者に対する差別も欧米では法律で禁止されているのが現実なのに、それを知らずに欧米は日本よりも差別や偏見が少ないと決めつけるのは正しい判断だとは言えません。日本人が外国人よりも差別や偏見を持ちやすいという考え方も差別や偏見に基づいた発想だと思います。
矢吹 徹
2017/06/08 15:10
まぁ、差別される側もする側も視野が狭いから、問題が大きくなったり、改善が困難になったりする訳ですが…。人種尊重という言葉は、政治的に対立する相手を攻撃する言葉の武器に使われているのが国際社会・国際政治の世界の常識ですから、国民レベルも同じでしょうね。

日本では、障害者に対する偏見や差別を軽減し就学や就職の支援に取り組む活動がすでに始まっています。どんな支援があるのかを知らない人のために医療機関や行政の福祉部門も啓蒙を始めています。

それでも、何処の国でも、差別も偏見なくなることはありません。それが人という生き物の本性であり、他の国と日本を比較して偏見を語る時点で、自ら偏見がなくならないことを証明しているのと同じなんです。

なくならない偏見を嘆くのではなく、支援を粛々と継続することの方が大切です。それが偏見を少しでも軽減することになると思いますし、そう考えて正しい知識を普及させようと努力している人々が日本にも諸外国にもたくさんいます。
矢吹 徹
2017/06/08 15:24

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