小説「僕の彼女は中国人」

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zoom RSS アホな患者はアホな医者を選び、悪い影響を受ける

<<   作成日時 : 2014/12/14 14:22   >>

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小児でも成人でも、風邪や気管支炎にかかると、咳が出ます。咳は痰を出すために出るのであり、痰は悪い病原体を体内から排除するため出ます。痰の中には、病気を起こす病原体とその病原体の活動を阻止しようと人体が作り出した抗体や白血球、壊れた気道粘膜細胞などが含まれており、人体は咳をして痰を体外に出すことで病気を治そうとする機能を作動させるわけです。

従って、強引に咳を止めてしまうと、風邪や気管支炎は治るどころか、悪化して肺炎に進展してしまうばかりか、脳炎、脳症、髄膜炎や敗血症など様々な合併症を併発してしまうことさえあり得ます。

咳で病気が悪化するのではなく、病気を治すために人体は咳をするのです。ですから、今の内科や小児科の呼吸器専門部会である日本呼吸器病学会や日本小児呼吸器病学会の咳に関する診療ガイドラインは勿論のこと、世界中の各種学会で、咳を強引に止めるのはダメであることが明記されています。

実際、医療の先進国である西欧や北欧などの国々では、風邪に対して咳止めなんて普通は処方されません。鼻水も基本的には鼻の中を洗浄するために出るものなので、そういった国々では鼻水止めも特別な理由がない限り、さほど処方されません。特に、欧米では、子どもに対して有効で意味のある咳止めや鼻水どめになる医薬品はないと考えられており、有効性と安全性を客観的、科学的に示さすような臨床データは存在しないと考えられています。

実際のところ、日本でもメジコンやアストミン、アスベリン、コデインなどの咳止めや様々な鼻水止めが使用されていますが、どの薬剤も咳止めや鼻水止めとしての有効性は科学的に実証されていません。つまり、咳止めとしての効果は確実ではありません。そのくせ、副作用があることは知られています。つまり、害はあっても治療効果があるという科学的根拠がありません。

従って、おとなでも子どもでも、複数の種類の咳止めを内服するのは、ナンセンスどころか、”百害あって一利なし”であるのが現実です。”アストミン メジコン 咳止め どちらが効く?”なんて検索してくる情報弱者もいますが、本当のことを言えば、どちらも効果がるというには十分な科学的根拠はありません。そのくせ副作用があることは明らかなので、飲むのは馬鹿気たことであり、まして併用するなんて正気の沙汰ではありません。

この事実を患者に教えないどころか隠ぺいする医師は少なくありません。そういう医者は、せっせと咳止めもちろん、不勉強で事実を知らない阿呆な医師もイマス鼻水止めを処方しますが、効かないことの方が多いのです。

ぺリアクチンなどの昔からある、いわゆる第一世代の抗ヒスタミン薬を鼻水止めとして処方すると痙攣を起こしたり、呼吸障害を起こすという副作用情報があるので、それを理由にアレルギー性鼻炎(正しくは、鼻アレルギー)がないのに、”鼻炎っぽい”とか”アレルギーかも…”などとあいまいなことを言って、アレルギーかどうかの確定診断もしないまま、アレロックやアレジオン、ザイザル、クラリチンあるいはオノンなどの第三世代の抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を処方する医師もいますが、それらの薬剤の風邪や気管支炎あるいは肺炎に対する有用性や安全性はまったく証明されておらず、処方するための科学的根拠はまったくありません。

しかも、これらの薬剤は日本の健康保険でもこれらの病気への使用は認められておらず、医療機関としてはアレルギー疾患のない患者の保険請求に実際にはないアレルギー性疾患があるように病名を誤魔化すという不正保険請求をしているという現実があります。

こういう不正な病名を保険病名といいますが、国公立の大きな病院の医師ですら、”それが不正であって、やってはいけないことだ”という認識や罪悪感に欠ける、不届きな者が少なくありません。そういう連中が個人開業すると、不正保険診療だらけになってしまうことも少しも不思議はないわけです。

でも、そんな馬鹿なことをやってくれる国公立大学医学部病院の医師もたくさんいます。つい先日も、ある国立大学医学部の中堅にあたる小児科医に”風邪の患者に何を処方しますか?”と質問したところ、”鎮咳薬はあまり使いませんが、オノンと去たん剤は使います”という返事が返ってきました。それに対して”オノンが風邪に効くという科学的根拠も健康保険適応もありませんから、うちではそういう処方は禁止にしています”と私が言うと、返答に困って絶句していました。それが、現役の国立大学附属病院小児科医師の典型的な阿呆で馬鹿な一例ですが、そんな小児科医や内科医は掃いて捨てるほどいます。

ホクナリンテープやそのジェネリックであるツロブテロールテープを”咳がひどいから貼る””喘息っぽいから貼る”などという医師もいますが、これらの薬剤は風邪にもインフルエンザにも有効性が証明されていないばかりか、健康保険適応もなく、しかも、気管支炎には科学的に有効性と安全性が十分には示されておらず、ごく一部の気管支ぜんそく患者での有効性が報告されているものの、安全性についての十分に科学的に信頼できる根拠となるデータはありません。しかも、これらの薬剤には咳止めとしての作用があるという科学的根拠になる実証データは存在しません。つまり、”咳止めのテープ”や”咳止めのシール”と呼べるものは地球上には存在しません。

ホクナリンテープは日本、韓国、中国でのみ発売されており、ツロブテロールテープは日本でのみ発売されており、他の国では見向きもされないのが現実です。しかも、この二種類は有効成分とされる薬剤の血中濃度の変化の仕方がまったく違うので、同じ効果が同じように得られるという考え方をすることはできません。どんな効果があるかというと、心臓がどきどきする、手や足が震える、血圧があがる、興奮する、気管支が拡張するなどベータ刺激剤としての作用、効果があるのです。しかし、咳が軽くなるという効果は科学的に実証されていません。どちらも処方箋がないと使えません。医師ではない人が自己判断で使用して副作用で死んでも、誰にも文句は言えませんし、実際に死にます。死ぬときは、致死性不整脈が原因になることが多いようですが、ベータ刺激剤ですから、それって普通にあり得ることだと考えられます。

日本では、風邪や気管支炎やインフルエンザに対して咳止めや鼻水止めを習慣化していると言っていいほどワンパターンで出す医師がたくさんいます。しかし、これらの薬剤は対症療法薬であり、風邪や気管支炎やインフルエンザを根本的に治療する薬剤ではありません。これらの疾患は、細菌感染などの合併症がない限り、なにもしなくても自然に治癒します。しかも、合併症を予防できる薬剤は存在しないことが科学的に証明されているのです。

2014年の”外来小児科”という雑誌の17巻2号に”小児科外来を受診した軽症気道感染症の経過に影響する因子について”という論文が掲載されています。

その論文の内容を簡単にまとめると、”咳は気道深部を病気から守るために起きる防衛反射であるにもかかわらず、その咳を止めることに主眼をおいてしまうアホな医師がいると、そのアホの診療を受けた子どもの保護者は子どもの咳をつよく意識するようになり、親子で心理的な負担が大きくなり、咳がとまらないと言って病院をいろいろ変えて渡り歩くアホな患者一家を作り出してしまうという罪を犯すことになることが示されている”と言う話になります。

しかも、アホで馬鹿な医者は、自分の愚かさに気づきません。そして、科学的に有効性が示されていない薬剤をいろいろと処方し、実在しない咳止めのシールやテープを実在すると患者やその家族に思い込ませてしまうのです。刺激剤います。実際、某公立大学医学部の小児科医で講師の立場にある人は、ホクナリンテープの副作用をほとんど理解していない馬鹿でした。国公立でも大学病院だからと言って信用はできません。こうかくと、権威を傷つけられたと感じで文句をいう大学関係者もいるかも知れません。本当に権威のある一流の医師なら、単純に反発する前に内省するはずですけどね。周囲におかしいことをしている人間がいることに気付かない時点で一流ではないと気付くべきだと思います。そんな大学の医師に権威があると考える方が問題です。

次回のこのシリーズでは、そういうちゃんとした医師たちの考え方を紹介したいと思っています。実は、阿呆で馬鹿な医師たちでも自分の愚かさに気づけるように、いろんな医学雑誌や教科書あるいは論文を執筆している医師もいます。

興味がある方は、このシリーズの続きをお楽しみに。でも、いつになるかは、わかりませんが…(苦笑)

なお、以下のURLの記事も合わせて参考にしてください。日本の医療の現実を書いています。

風邪に関する話
http://totorohiroshi.at.webry.info/201411/article_25.html
http://totorohiroshi.at.webry.info/201411/article_26.html
http://totorohiroshi.at.webry.info/201411/article_27.html
咳止めなどの薬に関する
http://totorohiroshi.at.webry.info/201312/article_22.html
http://totorohiroshi.at.webry.info/201311/article_13.html
http://totorohiroshi.at.webry.info/201201/article_25.html
http://totorohiroshi.at.webry.info/201112/article_12.html
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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
「ザイザル 鼻水 出る」という検索をしてきた人がいました。ザイザルはアレルギー性鼻炎の鼻水や鼻詰まりを軽減しますが、アレルギーではないびえや鼻水には効果はありません。もちろん、鼻水が出る作用もありません。
矢吹 徹
2015/04/19 00:05
「風邪 咳が止まらない ザイザル」という検索をしてアクセスしてきた情報弱者がいました。

馬鹿すぎます。ザイザルは抗アレルギー薬で、痒み止めとアレルギーによる鼻水を軽減する作用はありますが、咳止めの作用はありません。

ザイザルは風邪に対する治療効果はなく、保険適応もなく、風邪に使う意味はないわけですから、風邪に処方するのはニセ医者のすることです。
矢吹 徹
2015/05/10 09:47
今でも「ザイザル 咳」というなんの関係もない二つの単語を並べて検索してくる情報弱者がいます。
矢吹 徹
2015/05/22 22:28
「小児 咳喘息 オノン ザイザル」という検索をしてきた人がいます。咳喘息や喘息にオノンを使うのは理解できますが、ザイザルは効果は科学的根拠がなく使わないのが当然ですね。小児の咳喘息は類似した症状を示すことがある他の疾患を除外して初めて診断できるものであり、それができる医師がザイザルを使うことは極めて考えてにくいことです。
矢吹 徹
2015/06/28 19:43
「ザイザル クラリチン 併用」という気狂い地味た検索をしてアクセスして来た人もいました。

そんなことをする医師の診察は黙って受けない方が安全ですよね。
矢吹 徹
2015/10/13 20:21
昨日も「咳止め シール 副作用」という馬鹿検索をしてアクセスしてきた愚かな情報弱者がいました。

いまの地球上に咳止めのシールは実在しません。
矢吹 徹
2015/10/28 14:52
「子どもの咳止めでアスベリンはダメ?」という馬鹿検索をして来た情報弱者がいました。

アスベリンもアストミンもメジコンも世界中どこにも大人でも子どもでも咳止めとして有効で安全だという科学的根拠、エビデンスがないという意味では、どれもアウトです。
矢吹 徹
2015/10/28 15:01
「アスベリンは鼻水を止めるか」というあり得ない馬鹿な検索してアクセスして来た人までいます。

よく生きていますね。どんな医療機関を受診してるんでしょうね〜
矢吹 徹
2016/01/07 16:10
”メジコン 効果 脳症”という妄想のような検索をしてアクセスしてきた情報弱者までいました。呆れます。
矢吹 徹
2016/01/12 17:00
「ザイザル 気管支炎」という何の関係もない言葉を並べる検索をしてアクセスして来る変な人もいますね。
矢吹 徹
2016/03/28 23:55
「オノン 咳 悪化」という検索をしてアクセスしてきた人がいましたが、オノンは咳止めではなく、かぜ薬でもありません。咳が治る薬ではないので悪化しても不思議はありませんよね。
矢吹 徹
2016/04/27 12:42
「クラリチン 気管支炎」という検索をしてアクセスしてくる人もいますが、この二つの単語には、医学的に意味のある関係はありません。

つまり、気管支炎の治療にクラリチンは何の役にも立たず、健康保険適応も認められてはいません。
矢吹 徹
2016/09/15 22:00

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