小説「僕の彼女は中国人」

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zoom RSS 医療関連性感染の話を少しだけ…

<<   作成日時 : 2015/02/23 13:12   >>

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最近、いろいろな学会や講習会など医療関係者を対象にした集りに集中的に参加しているのですが、それで感じたことは「医学、医療の世界には、まだまだ科学とは言えない未熟さがいっぱい潜んでいる」という実感と何も考えていない阿呆も相変わらず絶滅していないという事実の確認が出来てしまうということです。

そんなわけで、取り留めのない話を書いておくことにします。

昔、院内感染と呼ばれた感染症は、今では医療機関だけではなく、老人ホームなどの福祉施設での医療に関連して生じる感染症全体を指して医療関連性感染と呼んでいます。院内感染というと入院している間に感染症をもらってしまうというイメージがある人が一般には多そうですが、実際には通院している時や福祉施設で生活していてかかってしまう感染症にも医療関連性感染が少なくないんです。

通院中や通院後の比較的短い期間に医療関連性肺炎が生じる患者も少なくありませんが、それを正しく把握できない医師も少なくありません。昨日も医療関連性肺炎の患者を普通の肺炎と間違えて治療していた後期研修医がいたので、私はきちんと治療を修正して患者とその家族に説明をしました。

肺炎以外にも医療関連性感染はいっぱいあります。それを予防するには、医療関係者が病気にならないことや病気の原因になる病原体の運び屋にならないことが、最初の第一歩、基本中の基本です。その基本をしっかり守るべき対象者は医師や看護師だけではありません。臨床検査技師や薬剤師、看護師などのメディカル・スタッフだけではなく、事務職員やアルバイト、外部契約事業者のすべてを対象にした防止対策と関連事項の教育体制が必須です。

その教育体制が出来ていない医療関連施設がたくさんあるのが現実です。うんざりしますよ。それでも昔よりは確実に進歩していると学会関係者は言いますが、私には納得できません。まだまだこれからだと思います。
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コメント(1件)

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病院に入院している患者の間でインフルエンザが流行すると対応が大変です。その大変さを知らずに不正確な知識で騒ぐメディア関係者がいるのは事実ですが、まともな対応をする能力がない医師や看護師などの医療関係者がいるのも事実です。
矢吹 徹
2015/02/25 12:41

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