小説「僕の彼女は中国人」

アクセスカウンタ

zoom RSS インフルエンザの院内感染対策は大変ですが…

<<   作成日時 : 2015/02/25 21:20   >>

トラックバック 0 / コメント 0

最近、入院患者37人と職員22人がインフルエンザに院内感染し、80代から90代の入院患者4人が死亡した病院があったそうです。もちろん、日本国内の病院の話です。

先月は関西でンフルエンザの院内感染が起き、入院患者12人と看護師ら職員19人が発症し、患者のうち70代の女性と80代の男性が死亡した病院もあったそうです。毎年、複数の病院でこういうことが起きており、報道されていない事例も少なくないようです。

死亡者とインフルエンザとの因果関係がわからなかった例もあり、別の関西の病院では、入院患者8人と看護師3人が発症し、患者のうち90代と100代の女性が死亡したものの、2人の死因は肺炎で、インフルエンザとの因果関係は不明だったという事例があったそうです。

長野県では、患者と職員計25人がインフルエンザに院内感染し、うち同市の予防接種を受けていた40代女性看護師と同県内の70代男性患者が死亡した事例は記憶に新しいと思います。

インフルエンザに感染していても症状が出ない人もいます。

私が診ていた患者さんの中にもインフルエンザの症状はないのにインフルエンザウイルス抗原が鼻水から検出され、その直後と2週間後に採取した血液サンプル中のインフルエンザ抗体価の変化からインフルエンザに感染していたことが確認できた人がいたことがあります。この人は、インフルエンザを発病しませんでした。

こういう事例は、すべての年齢であり得ます。インフルエンザが院内感染する要因の一つとして、こういう不顕性感染症例の患者さんが存在することは事実だと考えています。

つまり、それだけ事前に感染者だということが発見できないことが多いのです。

私がどうやって、症状がないのにインフルエンザに感染している人を見つけたかというと、同じ病棟に入院している人の家族で見舞いに来ていた人がインフルエンザになって見舞いに来れなくなったという電話があり、それで同じ病棟に入院している抵抗力の弱いと考えられる患者さんたちを無症状でも検査しておこうと、敢て検査を実行したのが発見の契機になりました。

もちろん、その患者さんに24時間以内に接触があった職員や患者さんたちを特別監視下において体温や症状の有無をモニターしました。その結果、2名が発症早期にインフルエンザと診断でき、即座に処方した抗ウイルス薬によって無事に治癒し、死亡者はもちろん重症者は出ませんでした。

インフルエンザ対策は、その存在を疑ってはじめて対策ができるものです。しかし、多くの場は気づかれないままに発症者が出現し、あっという間に感染者が増えちゃいます。

ですから、死亡例はなかったものの、私もこれまでに何度かはインフルエンザの院内感染は経験があります。

正々堂々とインフルエンザという病気に立ち向かおうとすると、その分インフルエンザの院内発生率が高くなる、つまり院内感染の発見率が高くなるのは事実ですが、意識しなければ手に負えないインフルエンザの嵐が吹くのも事実です。

本当に困ったものです。

でも、インフルエンザの院内感染があっても質の低いダメ病院だとは限りません。問題なのは、インフルエンザの院内感染の存在に気づかない病院が現実にあるということなのです。
コメントとして、追加事項や説明を記載することがあります。

読者コメントもよろしくお願いします。

コメント記入欄はそれぞれの記事を書いたページの一番下の方にあります。

このブログのシステムにスパム・リンク(スパム・トラックバック)と判定された場合、なんど同じものを貼っても恒久的に反映されることはなく、自動的にシステムがその書き込み、貼り付けデータを削除します。

たまに釣れる粘着さんのコメントもシステムが自動削除します。気づかずに粘着コメントを書き込んでも誰にも読まれません。

以下の広告は無視してください。怪しいものも含まれているかも知れませんが、私は保証しません(笑)

On this site,it is no use of writting something in English,sory. The system will automatically refuse something in English.

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
インフルエンザの院内感染対策は大変ですが… 小説「僕の彼女は中国人」/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる