小説「僕の彼女は中国人」

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zoom RSS 医療の世界にもある「ブラック企業」と契約する病院はどんな病院かと言うと…

<<   作成日時 : 2013/08/18 09:16   >>

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労働者を使い捨てるような過酷な働き方を強いる企業が「ブラック企業」と呼ばれ、社会的な関心事となっているという話はよく見聞きしますね。医療の世界でも、そういう「ブラック企業」がまともな企業を凌駕してしまう事例はあります。

都道府県ごとに定められている最低賃金よりも安い賃金で医療事務員が人材派遣会社、つまり、ブラック企業から医療機関に派遣されるようになり、それまでに契約していたまともな人材派遣会社が契約を切られ、派遣されていた人たちが職場を失って生活に困るという事態が起きることがあります。

ブラック企業から医療機関に派遣されて給与などの待遇の悪さから労働意欲が持てず、すぐに辞めてしまう人や勤務態度が好ましくない人が少なくないという現実は、医療機関にとっては大きな問題です。しかし、そういうことを予想したり、考えたりする能力のない病院の一般事務関係者が医療現場で働くスタッフの意見を聞かずにブラック企業と契約してしまうのが現実です。医療事務と一般事務とはまったく別物であり、それすら正しく理解していない人間が病院で物品購入事務や会計事務や人事事務を行っているのが現実です。

医療現場を理解しているベテランの医療事務スタッフが育つのが難しい環境しかないブラック企業から派遣されてくる人が現場にいても、医療機関の現場で働く看護師をはじめとする医療スタッフにとっては戦力にはならず、足手まといにしかなりません。

ブラックな人材派遣会社から医療事務員として派遣されてくる人々の中には医療事務の知識が十分では無い人や何の資格もない人まで含まれていることすらあり得るのです。

そうなると、人材派遣会社で期限を定めて契約している医療機関の医療スタッフは堪りません。仕事に習熟した医療事務員がいなくなって新しい人が来ると、また最初からそれぞれの病院における業務手順を説明し、習熟してもらうための訓練期間が必要になることは回避できません。そうなると、カルテ出しや受付業務に時間がかかり、医師がカルテを待つ時間が長くなり、ひいては患者さんの待ち時間が長くなるという大きな問題につながるわけです。

つまり、診療時間の遅延や事務的なミスなどのトラブルが発生する頻度が高まることは回避不可能であり、結果として迷惑を被るのは患者さんです。

患者さんのことを考えて仕事をしている、まっとうな医師なら、「ブラック企業」としか言いようがない賃金しか支払わない人材派遣会社との契約の維持に反対するのは当然です。

民間病院の多くは、なんとか対策を講じようと努力する医師でもある経営者が多いのですが、公的な病院ではどういうわけかブラック企業対策を講じないケースが少なくないようです。

例えば、”業者は入札で選定したわけで、自治体として入札をして良いと認めた業者に入札させたわけだから、入札に基づく契約を簡単には解約できない”などと自治体住民の健康ではなく、変な体面を重視するような首長や役人の偉いさんがいるらしいという話も小耳に挟んだことがありますが、それでは住民が納得できないでしょう。

株式を公開して、全国や広域に展開するような大手・有名企業などでもブラック企業と目されるケースが出ており、厚生労働省も実態調査や取り締まりなどの対策に乗り出しているという話もメディアに取り上げられていますが、厚生部門で医療機関に関してもちゃんと調べて欲しいものです。

悪徳な派遣会社との契約を破棄しなくても、自治体が直接的に企業に対して最低賃金を下回る給与支払いをしていない業者には将来は入札をさせないという通知を出すとか、あるいは、その会社の所在地を管轄する労働監督局に対して事情を説明して指導や応援を依頼する、ということもするべきだと思いますが、それが法律上で問題がないことなのにもかかわらず実行しないケースがあるというのですから、呆れまます。

もっとも、派遣会社からの派遣スタッフの給与が最低賃金を満たしているか、下回っているかを確認していない医療機関の方が、民間医療期間でも公的医療機関でも、多いと思われます。

まぁ、世の中には、建物が完成してから1年も経たないうちから、手抜き工事によるいい加減な配管が原因としか考えられないトイレの排水の詰まりで待合室に悪臭が立ち込めるという恥ずかしい病院もありますから、実態を調査せずに問題の多い派遣会社と契約する不用意な管理者が運営する病院があっても不思議ではないのかも知れません。

医療スタッフではなく、事務系スタッフが主導して安い文具を買いあさる感覚で人材派遣会社を入札の金額だけで単純に選んでしまうケースも少なくなく、まともな人材派遣会社との契約が満了する際にブラック企業である悪徳人材派遣会社と契約をしてしまう馬鹿な事務員たちがいる病院もあるわけです。特に危機感のない馬鹿しかいない公務員が集まっている公的な病院はそういう傾向があるように思います。

全国には、受付をはじめとする医療スタッフたちの態度が好ましくないと感じる患者さんが少なくない病院が少なからず実在するわけですが、そういう病院にはブラック企業が人材派遣を行ってる可能性があると考えていいのかも知れません。

医療スタッフがまともでも、他がダメなら医療機関としての質は低下しますから、困った問題なんですよね。

でも、日本の医師にも気骨のある人はいます。

病院がブラック企業から人材派遣を受ける契約をしたことに反対し、事務長や管理責任者に対して「そんな会社との契約を破棄しないのなら、この病院を辞める」とまで言い切った内科医たちもいました。医師としてあるべき姿だ、と私は思います。

まぁ、そういう病院では、一般事務職員の給与係りが、スタッフの給料の計算を間違えたり、給料計算をするのを忘れて給料の支給が遅れてしまうこともあるわけで、仕事が出来ない役立たず揃いなわけですが…。

早い話、医療事務ではなく一般事務を人材派遣に変えるべきではないか、というぐらいの素晴らしい不出来さなのです。

その病院が馬鹿な契約を破棄すればいいと思いますが、私は直接的にその病院に口を出す立場にはありませんから…(苦笑)
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